Web広告メディア「キーマケLab(キーマケラボ)」を運営するベクトルデジタルは、日本在住の20歳以上で、過去5年以内にGoogle オプティマイズ利用経験がある方527名を対象に実施した「Google オプティマイズ廃止後の代替ツール検討および選定状況に関する調査」の結果を発表いたします。
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データは小数点第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります
調査結果(サマリー)
調査結果のサマリーですが、以下の通りです。
- Google オプティマイズ利用経験者527名のうち、約半数(45.7%)が代替ツールについて「探したが見つかっていない」と回答
- 「代替ツールを探す上で悩んでいること」としては「導入や実施にコストがかかる」が60.2%で最多に。次点が「導入や利用開始の手続きに手間がかかる」が46.1%、「どのツールを使えばよいのかわからない」が39.4%
- 使用されている Google オプティマイズの代替ツールとしては「Optimize Next」が48.5%で最多に。次点が「SiTest」で46.1%、「DLPO」が38.7%
- Google オプティマイズの廃止以降、業務で生じた課題としては「同じように使えるツールがみつからない」が46.5%で最多に。次点が「移行先を探すのに時間がかかった」で41.0%、「A/Bテスト実施のハードルが上がった」が38.0%
- 代替ツールを選定した理由としては「UI/UXが優れている」が59.8%で最多。次点が「GA4との連携が図れる」で49.0%、「無料で使用できる」が43.6%、「テストの集計や比較が容易にできる」が38.2%

Q1.Google オプティマイズ廃止後、代替ツールは見つかりましたか?
Google オプティマイズの代替ツールが「見つかっていない」と回答した人は527人中241人で全体の45.7%、約半数が「見つかっていない」という結果に。

Q2.代替ツールを探す上で悩んでいること
Q1で「見つかっていない」と回答した241名に対して、代替ツールを探す上で悩んでいることについて確認したところ、「導入や実施にコストがかかる」が60.2%で最多に。次点が「導入や利用開始の手続きに手間がかかる」が46.1%、「どのツールを使えばよいのかわからない」が39.4%という結果に。

Q3.使用しているGoogle オプティマイズの代替ツールは何ですか?
Q1で「見つかった」と回答した204名に、使用している Google オプティマイズの代替ツールを確認したところ「Optimize Next」が48.5%で最多に。次点が「SiTest」で46.1%、「DLPO」が38.7%という結果に。

また上記画像内にも記載ございますが、上記集計結果はあくまで「Google オプティマイズ廃止後に使用している代替ツール」を調査し、集計したものです。その点ご留意いただければ幸いです。
本調査は人気、性能、使用感に関する調査ではなく、「Google オプティマイズ廃止後に使用している代替ツール」について、既に代替ツールを見つけた204名に対してそのツール名を調査し、結果を集計して整理したものです。
選ばれなかったツールや、代替ツールとして挙げられた数が少なかったツールの人気、性能、使用感が低いことを示すものではありません。
本調査結果はキーマケLab の運営元である株式会社キーワードマーケティングやメディア提供元であるベクトルデジタルでのツール使用実績や業務提携などの関係性に対しても一切の忖度なく、株式会社IDEATECH社によるインターネット調査結果をそのまま反映させた公平なものとなっています。
Q4.Google オプティマイズの廃止以降、業務で生じた課題があれば教えてください
Google オプティマイズの廃止以降、業務で生じた課題としては「同じように使えるツールがみつからない」が46.5%で最多に。次点が「移行先を探すのに時間がかかった」で41.0%、「A/Bテスト実施のハードルが上がった」が38.0%という結果に。

Q5.代替ツール選定時に決め手となった点
Q1で「見つかった」と回答した204名に、代替ツール選定時に決め手となった点を確認したところ「UI/UXが優れている」が59.8%で最多。次点が「GA4との連携が図れる」で49.0%、「無料で使用できる」が43.6%、「テストの集計や比較が容易にできる」が38.2%という結果に。

「Optimize Next」を手掛けるPROJECT GROUP株式会社 植松 風登氏からのコメント
まずは、このように貴重な調査を実施してくださりありがとうございます。
統計データとして非常に価値のあるものだと捉えております。
調査結果によると、Google オプティマイズの代替ツールとして「Optimize Next」が最も多く利用されているということで、とても喜ばしく思います。
無料で提供しているツールということもあり広告などは展開していないので、ユーザーのみなさんの口コミによる部分が大きいのかなと推察しております。
A/B テストの本質は、「課題を発見し、仮説を立てて、検証する」ことにあります。
テストの作成から実施までは、検証のための手段に過ぎません。
したがって、そこに発生するコストは最小限であるべきだと、私たちは考えています。
このような観点から、Google オプティマイズ廃止後の状況を打開するゲームチェンジャーとなるべく、無料でのツール提供を決めました。
今後も引き続き、より多くの皆様にご利用いただけるよう改善を加えてまいります。
また近日中に、さらなる便利な機能やサポートを追加した有料プランをリリースする予定もございますので、ご興味のある方は続報をお待ちいただけますと幸いです。
「ABテストを、民主化する。」というミッションのもと、データマーケティングにおけるインフラの一部として機能を充実させてまいりますので、今後とも「Optimize Next」をよろしくお願いいたします。
2018年、京都大学を4年次で休学し、宇宙ベンチャーを共同創業。
2020年、コロナ禍での大学生活を支えるアプリを独学で開発し、京都を中心に事業展開。
2022年、4年間の休学を経て自主退学。PROJECT GROUP にジョインし、データアナリスト兼エンジニアとして100サイト以上の Google アナリティクス構築に携わる。
Google オプティマイズのサービス終了を受け、代替となるA/Bテストツール「Optimize Next」を開発。

PROJECT GROUP株式会社 Evangelist
2023年9月にサービス終了となった Google オプティマイズを可能な限り再現した、無料で使える A/B テストツールです。
主なツールの特徴は次の通りです。
- サーバーレスだから、無料で、安心。
「Google Tag Manager」の仕組みを応用することで、サーバーレスを実現。
無料での提供が可能なのは、サーバーコストがかからないためです。
加えて、テストの配信に関しても、安定性が担保されています。 - 使いやすいツール設計。
累計25,000以上の A/B テストを実施してきた経験・ノウハウをもとに開発。
はじめて A/B テストに取り組む方にとっても使いやすいツール設計となっています。 - 分かりやすい日本語表記。
ツールの標準言語が英語の場合、不自然な日本語訳に困惑することがよくあります。
「Optimize Next」は最初から日本語をベースとして開発されているため、用語などの誤解の心配がありません。
URL:https://optimize-next.com
開発秘話:https://note.com/project_group/n/ne9bf60bd878a

グロースハック領域において国内トップクラスの実績を持つ、マーケティング戦略のコンサルティング企業です。
150社・250サービス以上、累計100億円以上の売上改善、25,000回以上の A/B テストの実績を持っており、ユーザー行動分析に特化した技術と、徹底したデータドリブンかつ量質転化的なアプローチを得意としています。
また、スタッフ全員がデータアナリストでありグロースハッカーであることも特徴的です。
現在は、さまざまな企業とマーケティング R&D(共同研究)を行い、検証データをもとにしたサービスに適したマーケティング戦略の立案と実行をサポートしています。
会社名:PROJECT GROUP株式会社
代表者:代表取締役 田内 広平
創業:2012年3月
所在地:東京都千代田区外神田4-7-5 石川興産ビル 7F 8F 9F
URL:https://project-g.co.jp

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のちに Optimize Next を単身開発された植松氏に対する、独自インタビューを試みました。

調査概要
・調査対象:日本在住の20歳以上で過去5年以内にGoogle オプティマイズ利用経験がある方
・調査期間:2024/1/9~1/11
・調査対象:527名
・調査機関 :株式会社IDEATECH
本調査結果の取り扱いについて
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