YouTubeにおける動画再生速度に関するアンケート調査結果

2025年1月9日

キーマケLabでは先日、クラウドワークスを活用してYouTubeを日常的に利用している20代から70代の男女922名を対象に「YouTubeにおける動画再生速度」に関するアンケート調査を行いました。

本記事ではそちらの調査結果について解説いたします。

当アンケート調査結果はクラウドワークスを用いて収集したデータであるとともに、20〜70代の男女で922名という、非常に限られたサンプルによるアンケート調査結果であるという点、ご理解ください。

またそのためアンケート調査結果の取り扱いに関しても、あくまでもざっくりとした傾向を見たりする程度の使用にとどめてください。

データは小数点第2位を四捨五入しているため、合計しても100％にならない場合があります。
あらかじめご了承ください。

「YouTubeにおける動画再生速度に関するアンケート調査結果」のサマリー

まずアンケート調査結果のサマリーについてですが、次の通りです。

YouTubeでコンテンツを視聴する際に最も設定していることが多い再生速度としては、「標準」が56.4%を占める一方、「1.25倍速」が26%、「1.5倍速以上」が17.1%
「YouTubeでコンテンツを視聴する際、少しでも効率的に視聴したいと考えていますか？」という質問に対して、全体の約8割（78%）が「そう思う」「ややそう思う」と回答
YouTubeで「標準」よりも「1.25倍速」「1.5倍速」で主にコンテンツを視聴する方の方が、「少しでも効率的に視聴したいと考えていますか」という質問に対して、「そう思う」「ややそう思う」と回答する傾向に

調査対象のサンプルについて

調査対象である922名の性別、年齢についてですが次の通りです。

YouTubeを利用する際に一番よく利用しているデバイス・1日あたりの利用時間については、次のとおりです。

Q1. YouTubeでコンテンツを視聴する際に「再生速度」として、最も設定していることが多いものを教えてください　

YouTubeでコンテンツを視聴する際に「再生速度」として、最も設定していることが多いものを教えてください、という質問に対して、回答としては「標準」が56.4%を占める一方、1.25倍速が26%、1.5倍速以上が17.1%と回答があり、全体の4割近くが1.25倍以上で視聴していることが明らかに。

YouTubeでコンテンツを視聴する際に「再生速度」として、最も設定していることが多いものを教えてください（年代別）

年代別に見ていくと、30代、40代は多年代に比べて1.25倍速以上でコンテンツを視聴する方の割合が高いことが明らかに。

Q2.YouTubeでコンテンツを視聴する際、少しでも効率的に視聴したいと考えていますか？

YouTubeでコンテンツを視聴する際、少しでも効率的に視聴したいと考えていますか？という質問に対して、全体の約8割（78%）が「そう思う」「ややそう思う」と回答。

YouTubeでコンテンツを視聴する際に再生速度として、最も設定していることが多いものとコンテンツを少しでも効率的に視聴したいと考えている方の割合（標準、1.25倍速、1.5倍速のみ）

サンプル数が一定を占める、標準、1.25倍速、1.5倍速のみコンテンツを少しでも効率的に視聴したいと考えている方の割合を算出したところ、「標準」よりも「1.25倍速」「1.5倍速」を主に設定しているの方がYouTubeでコンテンツを視聴する際、少しでも効率的に視聴したいかどうかについて、「そう思う」「ややそう思う」と考える方の割合が高い傾向に。

Q3.【YouTubeでコンテンツを視聴する際に「再生速度」として「標準」以外を使用している方に質問】その状態で広告を視聴すると広告だけ標準速度になるため、ストレスを感じることはありますか？

YouTubeでコンテンツを視聴する際に「再生速度」として「標準」以外を使用している方のみに対して、その状態で広告を視聴すると広告だけ標準速度になるため、ストレスを感じることはありますか？と質問したところ、全体の約8割（79.4%）が「とてもストレスに感じる」「ややストレスに感じる」と回答。