【独自】「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」の提供がスタート。よくある記事広告、インフルエンサー広告との違いとは?

theLetter と言えば、医療や美容、ビジネスや経済、金融、政治などの特定分野を専門領域とする書き手 1,000 人以上が活動している、個人やスモールチームが、サブスクに最適化されたメディア(ニュースレター)を所有できる国産サービスだ。

引用元:公式提供資料より引用

今回、新たに提供が開始された「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」を利用することで、今後は書き手を経由し、企業は自社の商品やサービスを第三者の視点での情報発信が可能となる。

広く 深く 届く theLetter 専門インフルエンサー記事コラボレーション
https://lp.theletter.jp/showcase

本日は責任者である濱本氏に「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」がリリースされた経緯や、よくあるWeb メディアの記事広告、インフルエンサー広告との違いなどについて迫っていきたい。

右:株式会社キーワードマーケティング マネージャー 川手 遼一@RKawtr(キーマケLab 編集長)
左:株式会社OutNow 代表取締役 濱本至@itarumusic
目次

そもそも theLetter とは?

ーー以前に突然 DM して、ピザ会にお誘いして以来ですね!今日はよろしくお願いします。

濱本:そうですね。お久しぶりです。今日はよろしくお願いします。

ーーまず簡単に、「初めて知るサービスだ…」という方も一定数いらっしゃるかと思いますので、簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。

濱本:はい。個人メディア向けサービスである theLetter を運営している、株式会社OutNow 代表の濱本と申します。

theLetter は著書やメディアで連載を持ってるような、医療や美容、ビジネスや経済、金融、政治などの特定分野で信頼性と専門性のあるインフルエンサーさん、我々は「書き手さん」と呼んでいるのですが、そういった方々を中心に使われてるような執筆プラットフォームです。

theLetter | 個人ブランド向けメディア運営サービス
https://theletter.jp/

濱本:theLetter は、正式版がリリースされてからすでに3年ほど経過しており、 累計で2,000万通ほどのニュースレターを配信してきた実績があります。

大きな特徴として、ニュースレターとして配信したものを同時に Web 上で記事形式でも配信されるシステムを採用しており、書き手さんが書いたものが旧来のメルマガなどと比べてより広く、いろいろな人に読まれるような設計となっています。

ーーキーマケLabのニュースレター「キーマケLabのヨミモノ」でも theLetter を採用しています。とても使い勝手がよく助かっています。個人的に仲良くさせていただいているスノードームの室谷さん@rmuroya が使われているのを見かけて「これすごくいいサービスじゃん」と思い使い始めました。

濱本:ありがとうございます。

ーー当時ちょうど「事業黒字化」「書き手の総収益は億単位」「年間収益が1,000万円以上となる書き手も複数人生まれています」といったリリースが出ていたのを見かけ、「すごく勢いがあるサービスなんだな」と思った記憶があります。

theLetter は個人やスモールチームが、サブスクに最適化されたメディアを所有できるサービスです。

現在は 1,000 人以上の書き手がメディアを所有し、書き手の総収益は億単位となっており、年間収益が 1,000 万円以上となる書き手も複数人生まれています。

執筆活動を持続可能にするtheLetterが【事業黒字化】を記念してトップページリニューアル | 株式会社OutNowのプレスリリース」より引用

濱本:ありがとうございます。おかげさまで、3年ほどサービスを提供し続けてこれました。

ニュースレターとメルマガの違いとは?

ーーよく人に「ニュースレターはじめました!登録して読んでください!」という話をすると、「ニュースレターって何?」「メルマガみたいなもの?」「メルマガと何が違うの?」といった形で質問を受けることが多いのですが、キーマケLabの読者の方にもそういった方は多いと思っていて、違いについて伺ってもよろしいでしょうか。

濱本:はい。特に辞書的な意味での言葉の違いは無いと思うんですが…

我々は、たとえば「新商品が発売されたらそれをメールでお知らせしてクリックしてもらおう」とか、「新しい記事が公開されたらそのリンクが含まれたメールを送ってクリックしてもらい少しでも多くの人に読んでもらおう」とか、そういったメールを用いた取り組みについて「メルマガ」と独自に定義しています。

濱本:英語圏を中心にここ数年、「プラットフォーム依存を落としてファーストパーティデータとか独自チャンネルを持とう」といった機運が強まっているかと思うのですが、そういった機運の中から出てきた、単に商品情報や記事のリンクを届けようというよりも「1本の記事、1本のコンテンツをそのままメールで送ろう」といったような、メールそのものによるコンテンツ享受やエンゲージメントの獲得を可能とするものを「ニュースレター」として定義しています。

ニュースレターとメルマガの違いについて | Essays by Itaru

ーー実際に自分自身配信していて、特に開封率が高かったり、コンテンツ下部のリンクも結構クリックされていたりするところから「相当しっかり読まれている…」と感じることが多いです。

濱本:そうですね。開封率も平均60%程度とメルマガに比べ高く、またメールフォームにコンテンツが届くこともあり、よく読んでもらえているのかと。

また読者さんが望んで「この記事を読みたい」となって登録し読まれているというのも、非常に大きいかと思っています。

「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」とは?

ーー今回、新たにリリースされた「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」について、教えてください。まずこちら、どういったものなのでしょうか。

濱本:はい。ご紹介した通り、theLetter は1,000名以上の信頼性と専門性のある書き手の方が利用されているサービスなのですが、書き手である彼らと相談の上、対談・取材記事を作成でき、それを彼らの個人メディアで Web・ニュースレターで配信することができるサービスとなっています。

引用元:公式提供資料より引用

ーーサービスをリリースされた経緯についてもお伺いしてよろしいでしょうか。

濱本:まず、theLetter は基本的に読者の方から直接課金していただくサブスクリプション形式で成り立っておりまして、我々はその際に手数料をいただくといった形でビジネスとしては成立しています。

昨年から書き⼿の収益化を拡充する「theLetter マルチ配信」といった取り組みを開始しておりまして、SmartNews+ などの提携媒体さんに記事が掲載されると、書き手さんに追加で掲載料が発生するといった形を新たに導入しました。

「theLetter」が、書き⼿の収益化を拡充する「theLetter マルチ配信」を12⽉13⽇より開始。提携第⼀弾として「SmartNews+」へ配信が決定! | 株式会社OutNowのプレスリリース

今期に入ってから提供を開始したのが、まさに「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」になります。

昔からある新聞や雑誌みたいなメディアでも、購読料ビジネスと広告ビジネスを両立させていたかと思うのですが、ああいった形が我々の提供するサービスでも実装できるであろうということで、開始した形となっています。

ーー広告ビジネスをはじめるというのは、かなり初期構想段階からあったものなのでしょうか?

濱本:いえ、割と直近になってから出ていたものになります。

広告ビジネスを実現するには、信頼性と専門性のある書き手さんとその書き手さんのコンテンツを購読する多数の読者さんが必要不可欠です。

そこが一定水準を満たさないとなかなか実装しても使用していただくのは難しいかと思うのですが、直近でようやくそれが現実的に可能となってきまして、それで着手した次第です。

記事広告との違い

ーーよくある、Web メディアなどの記事広告との違いについて教えてください。一見すると「…記事広告やメルマガ広告を公式に始めるということ?」といった形で誤解される方も多いかと思います。

濱本:Web メディアなどの記事広告との違いは、全部で3つあります。

まず1つめに、単純に「読者層の違い」があります。一言でいえば「読者の熱量がすごく高い」。

どの Web メディアさんでもそうだと思うのですが、基本は Google 検索や Google Discover といった経路が流入の一定割合を占めているようなケースが多く、いわゆる「一見さん」状態の読者の方が多いはずです。

一方、theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーションの場合、そのニュースレターに登録している人にまず届くわけですが、その方々の多くはいくつも書き手さんの記事を読んできた、ものすごく書き手さんを信頼している方々が読むという形になります。

詳しくは資料にも記載しているのですが、数値で見てもその熱量を感じていただけるかと。

引用元:公式提供資料より引用

また個々のニュースレターの固定読者の方が一定読んでくれるため、ある程度の PV なども事前に算出可能で、大手媒体の記事広告のPV保証とほぼほぼ同水準の閲覧数を確保できます。

濱本:2つめは、ブランドや商品をストーリーテーリングできるという点です。

Webメディアと違ってそのメディアが持っている屋号などによる信頼感は出しにくい一方、その分野の専門家である書き手さん個人が言葉で紡いでくれます。

より自然と読者の方に商品やサービスの情報を伝えることができるため、より一層エンゲージメントできるはずです。

濱本:そして3つめですが…かなり安価です(笑)

ーー僕は資料を読ませて頂いたので結構金額感とかもわかっているんですけど、相当低くて驚きました。記事広告って普通に出稿しようとするとやっぱり最低100万円~みたいなところが多いので、それと比較すると特に。

濱本:そうですね。理由は明確で、そもそも我々は多くの Web メディアさんと違ってサブスクを中心とした収益源があり、そちらでしっかりとマネタイズがすでにできているため、わざわざ単価を引き上げる必要がないんです。

また我々も「本当に相性のいい企業さんと丁寧にやりたい」という思いが強いので、現時点では比較的気軽に試しやすい価格を設定しています。

価格が気になった方は「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」の資料をこちらから請求し、ご確認ください。

インフルエンサー広告との違い

ーーこれは個人の感想ですが、一見すると文章と画像で構成されているため記事広告のようにも見えますが、実態としてはインフルエンサー広告に非常に近いように思いました。よくある既存のインフルエンサー広告との違いなどあれば伺いたいです。

濱本:フォーマットが大きく異なります。

theLetter は長文テキストと画像によって構成されていますが、一方「インフルエンサー広告」と呼ばれる多くは InstagramやYouTube、TikTokといった媒体で配信される動画や静止画を連想する方が多いのではないでしょうか。

それらの多くは、非言語コミュニケーションによって成立しています。

濱本:ただ世の中には、非言語的コミュニケーションよりも言葉を交えた方が伝わる商材も多くあるかと考えています。そういった商材を抱えている企業様の、橋渡しのような存在になれればと考えています。

向いている商材の特徴や成功事例

ーー率直に、「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」に向いている商材であったりの特徴はありますか?また現時点で成功事例などあれば伺いたいです。

濱本:向いている商材というと…例えばtheLetterの書き手の方は特に医療や美容、ビジネスや経済、金融、政治などの専門領域を得意とされている方が多く、大きく分けるとtoC か toB かという形になるかと思います。

例えば、少し安直ですが…BtoCなら 美容×化粧品、BtoB ならビジネス×企業分析(採用)やイベント告知などといった形で、自社や支援会社さんの場合クライアントさんの事業が合うかどうかを見ていただければと良いかと考えています。

商品の差別化ポイントを伝えていきたいブランド様、新商品を出したもののまだその良さを理解してもらえていないブランド様、少々複雑な商品の強みを訴求したいブランド様、安全性や信頼性を引き上げたい状態にあるブランド様には、非常に合うかと考えています。

直接購入を狙う施策というよりも、ニッチ層への理解促進や信頼性向上といった観点でお役に立てるのではないかと思います。

濱本:次に成功事例についてですが、現状公開しているものは1つのみです。

真夏の製品利用は大丈夫?小児科医とエビデンスに基づいた信頼性の獲得

今後も事例を追加していく予定ですが、実際の事例に目を通していただけると雰囲気を掴みやすいかと思います。

ーーこちらの事例に関して、記事の効果計測の点については触れられてはいませんが、例えばパラメータを設定して効果計測するなど、そういったことは可能という認識でよろしいでしょうか。

濱本:はい。その認識で問題ありません。こちらの記事では、記事読了後のアンケートをとるなどしましたが、そういった形で効果計測をすることも可能です。

課題感に対する成果としても、記事読了後のアンケート回答にて、94%の方に「安全性理解」あるいは「信頼感」について好意的な意見を頂戴しております。

真夏の製品利用は大丈夫?小児科医とエビデンスに基づいた信頼性の獲得』より引用

依頼時の流れ

ーー実際に「出稿したい」となった場合はどうすればいいのでしょうか?

濱本:まずはこちらから資料をご確認いただくほか、お問い合わせください。具体的な書き手さんのイメージはあってもなくても大丈夫です。我々もプランニングから入りますから、最適な書き手さんとのマッチングや記事制作すり合わせなど含め、サポートします。

記事の制作期間として、契約後1ヶ月程度はお時間をいただくような形となっています。大まかな流れとしては、次のとおりです。

引用元:公式提供資料より引用

ーーそれだけしっかりサポートして頂けるなら安心ですね。現時点だと読者の方が発注するみたいなケースが多いのでしょうか。

濱本:いえ決してそんなことはなく、書き手さんの指定に関しても結構多くて「そもそもtheLetter 知らなかったです」みたいな方からのご依頼も多いです。

最後に

ーー最後に、もしよろしければ「theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーション」を検討されている方に向けて一言いただければ幸いです。

濱本:theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーションとして提供している書き手さんたちって、現状 SNS のフォロワーが10万人を超えていたり、各業界で一定の影響力を持っている場合が多いです。そういった方々に、例えばXで1つポストしてもらったり、Instagramで投稿をお願いして商品の紹介を頼むとなると、10万円とか20万円とか掛かってくるケースも多いにあるかと思います。

theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーションの場合、そういった方々によるより一層深い解説がなされつつも、theLetterの登録者数や開封率などからある程度の PV が保証されるような状態を作り出すことが可能な上、SNS などでも自然と拡散されるような仕組みが整っており、従来の記事広告やインフルエンサー広告などよりも、より一層魅力的に感じて頂けるのではないかと思います。

ーー自分は普段広告運用をしていて、「この商材の理解促進に関する広告を低予算で実現できないか?」と相談される際には困ることが多かったのですが、theLetter専門インフルエンサー記事コラボレーションはとても魅力的に感じました。PR会社や広告代理店に所属している方からしても、魅力的なプロダクトのように感じるのですが、そういった方々が問い合わせても問題ないのでしょうか。

濱本:もちろん、問題ありません。こちらからお問い合わせいただければ幸いです。

ーー承知いたしました。今日は独自に色々と取材させていただきありがとうございました。

濱本:はい、こちらこそありがとうございました。

執筆・編集・企画・インタビュアー:川手 遼一
インタビュー協力:濱本 至
撮影:コウノタカユキ(Taka)

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